こんにちは。独立デザイナーもりのです。
今回は、Illustrator(イラレ)のカラーモードの設定について、説明しようと思います。
Illustratorのカラーモードは2種類
Illustratorでは、「RGBカラー」と「CMYKカラー」の2種類のカラーモードが用意されています。
制作するデータの用途や目的に合わせて、カラーモードを選びましょう。
CMYKカラーとは
印刷用のデータは、CMYKカラーで作成します。
印刷用のインクと同じ4つの色、C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)を掛け合わせて、色を表現していくカラーモードです。
自宅用のプリンターもこの4色のカートリッジが使われていることが多いので、イメージしやすいかと思います。
C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の4色を、0%〜100%までの割合を調整して組み合わせることで細やかなな色味を表現することができます。
CMYKモードを選択すると、このようなパネルが出るので、各カラーのスライダーで、自由に設定することができます。
RGBカラーとは
WEBサイト、ムービーなど、モニタ画面で表示するためのデータは、RGBで作成します。
光の3原色である、R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)を組み合わせて表現するカラーモードです。
R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の3色のカラー要素を0〜255までの256階調を数値で表現して、カラーを指定します。
RGBもCMYKと同じように、パネルを使ってカラーを設定していきます。
カラーモードを切り替える方法
Illustratorでは、新規ドキュメントを作成する際に、カラーモードを選択できます。
また、制作中に切り替えることもできます。
◉制作中に切り替える場合↓
ファイル>ドキュメントのカラーモード>どちらかを選択
カラーパネルも、ドキュメントのカラーモードの設定と同じモードにしておいてくださいね!
◉カラーパネルのモードの切り替え↓
カラーパネルの右上の三本線>CMYKかRGBを選択
まとめ
イラレのカラーモードは、この2点を覚えておきましょう。
・印刷物はCMYK
・それ以外はRGB
私の場合は、印刷物以外で制作する機会が多いのは、サイトのバナー、ホームページのヘッダーなどです。印刷物をメインに扱っているので、CMYKに設定していますが、バナーを制作する時にはRGBに切り替えています。
みなさまも、作るものによってカラーモードを使い分けて、イメージ通りの色になるよう仕上げてくださいね。
読んでいただき、ありがとうございました。
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